動画提供:STOCKVOICE様

<主催>
学生投資連合USIC
<後援>
株式会社日本取引所グループ、公益社団法人日本証券アナリスト協会、一般社団法人日本IR協議会、日本証券業協会
<協力>
株式会社ストックボイス、複眼経済塾株式会社、平和不動産株式会社、株式会社インベストメントブリッジ、株式会社ウィルズ
<メディア協力>
株式会社ストックボイス
<会場協力>
株式会社日本取引所グループ
<参加上場企業(協賛)>
信和株式会社、株式会社アズ企画設計、株式会社カナミックネットワーク、株式会社クボタ、ウェルスナビ株式会社、蝶理株式会社、株式会社日本取引所グループ、株式会社タナべコンサルティンググループ、株式会社テンダ、株式会社シード、株式会社Lib Work(計17社)
<参加大学チーム>※サークル名省略
愛知工業大学、小樽商科大学、慶應義塾大学、中央大学、東京大学、早稲田大学
一橋大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学
(計11大学サークル17チーム)
コンテストについて
2025年2月14日、東京証券取引所にて、第9回大学生対抗IRプレゼンコンテストが開催されました。
本コンテストは、学生投資連合USICに所属する大学の各投資サークルが、上場企業の成長性や魅力などを取材・研究して発表するイベントです。約10分間に凝縮されたIRプレゼンテーションを行い、「企業紹介」「事業の強み」「事業リスク」「財務分析」「業界分析」「業績分析」「作成資料」「プレゼン姿勢」「経営計画」の9項目について、審査員3人がそれぞれ持ち点による「定量的評価」を行い、審査員の協 談による「定性的評価」を加えて、「優勝」「準優勝」「第3位」「審査員特別賞」を表影します。
9回目となる本大会は、17の上場企業と11大学のサークルから17チームが参加しました。
大会当日
2024年10月11日に行われましたマッチング抽選会から早約4か月となり、いよいよ大会当日となりました。
当日には‘総勢110名’を超える学生・企業担当者の方々が東京証券取引所に集まりました。
今年度の審査員は、会社四季報を活用した分析で高い知名度を誇り、25年間毎日欠かさず四季報を読み続けていることで知られる複眼経済塾株式会社の渡部清二氏と、野村證券投資情報部長、野村プライベート・エクイティ・キャピタル社長、野村興産顧問を歴任し、現在は金融教育の普及に尽力されている公益社団法人日本証券アナリスト協会の阪本安生氏、そして、ウィルズ株式会社の経営企画室ディレクターで、同社の主力事業であるプレミアム優待倶楽部の企画・顧客対応・セミナー運営などに携わる伊藤裕樹氏の3名にお越しいただき、学生のプレゼンを評価して頂きました。
トップバッターは明治大学Aチームによる株式会社クボタのプレゼンでした。
過去三大会で表彰された大学として、今回も的確な分析と説得力のある発表で会場を引き込みました。
その後も次々と各大学による企業のプレゼンが進んでいき、あっという間に計17チームの発表が終了しました。
また、大会後にはCAFE SALVADORにて懇親会を開催しました。全国から集まった学生と企業の皆様が交流し、親睦を深めるとともに、意見を交わす貴重な場となりました。学生・企業双方にとって有意義な機会となったことを嬉しく思います。
大会結果
いずれのチームのプレゼンも例年度よりレベルが高いと言われる中、今年度の入賞チームは次のようになりました。
<審査員特別賞 東京大学×株式会社テンダ>

<第3位 小樽商科大学B×株式会社データ・アプリケーション>

<準優勝 一橋大学A×蝶理株式会社>

<優勝 北海道大学×中部鋼鈑株式会社>

結びにかえて
本大会は、第1回大会以来変わらず、学生が企業のIRの大切さを理解するとともに、そのプレゼンや分析能力を獲得することを通じて、日本の持続的な成長を願うものであります。
日本では単に「投資家向け広報」と捉えられがちなIRですが、2025年の今、その役割はより重要になっています。IRは単に企業の株価を釣り上げたり、悪いニュースを隠したりする活動ではありません。投資判断に必要な情報を適切かつ公平に伝え、対話を通じて投資家との信頼関係を構築することこそがIRの本質です。
効果的なIR活動には情報発信力だけでなく、コミュニケーション能力や財務・法務知識も求められます。一見すると学生には縁遠い世界かもしれませんが、本大会を通じて現役IR担当者から学び、課題解決に取り組む経験は、参加学生にとって大きな財産となるでしょう。
変化する市場環境の中、健全な資本市場の発展には次世代の理解と参画が不可欠です。本大会が日本のIR文化と人材育成に少しでも貢献できていれば幸いです。
第9回となる今大会は、過去最大規模となる17社の企業様と17チームにご参加いただきました。学生たちは、他チームの発表に真剣に耳を傾けて学びを深め、準備段階や懇親会で企業の方々と交流し、審査員からの講評を受けることで、貴重な経験を得る機会となりました。 運営の至らぬ点により、ご参加の皆様にご不便をおかけした部分もございましたが、最後まで温かくご協力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 本大会の成功は、ご多忙の中ご支援くださった企業の皆様をはじめ、大会関係者の皆様のお力添えによるものです。今回の経験を糧に、来年度の第10回大会はさらに充実した大会を目指してまいります。
運営一同、改めて深く御礼申し上げます。
引き続き学生の金融リテラシー向上を目標と掲げ、更なる努力を続けてまいります。
今後とも学生投資連合USICをよろしくお願いいたします。
USIC運営一同